◆写真は、五郷の山(香川県観音寺市)で撮影したウノハナ(卯の花/別名:ウツギ[空木]/ユキノシタ科/花径:約15mm/花言葉:古風・秘密)です。 ◆“♪卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて〜♪”と歌われる「夏は来ぬ(作詞:佐々木信綱/作曲:小山作之助)」に出て来る「卯の花」がこの花です。 ◆ここではウノハナの別名をウツギとしましたが、「正式名がウツギでウノハナはその別名」とするのが正しいようです。 ◆ウツギ(空木)の名は、枝の内部が中空(≒空洞)化している事に由来します。 ◆上の写真は可能な限り花に近づいて撮影しましたが、ウノハナを遠目に見ると、枝に薄らと雪が積もったかに見えるほど、それはもう沢山の花を咲かせています。←[TP Pics]の方に、ウノハナが群れ咲く写真を貼っておきますのでご覧下さい。 ◆えへへ、“Hit On”で何度も(執拗に?)書きましたが、知漢にとってこのウノハナは「ホトトギスの忍び音(初啼き)」とセットになっているため、この花が咲き始めると「ホトトギスの初啼きを待つ心」に火が着いてしまいます。 ◆そのホトトギス、例年ならどんなに遅くとも5月27日までに初啼きを聴くのですが、今年はどうした事か、5月29日になってやっと初啼きを聴く事が出来ました。 ◆「マルバウツギ(丸葉空木/ユキノシタ科)の花が例年に比べて少ない」「毛虫があちこちの山で異常発生している(自宅周辺でも)」「ツバメの姿をほとんど見かけない」等々、今年は何だか少し変な香川県西部地方です。 |