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TPを飾った花たち



2013年03月30日のTP / 撮影:2013-03-26
アケビ(アケビ科 )  雄花の花径:約15mm




◆写真は、裏山で咲いているアケビの雄花(木通/アケビ科/花言葉:才能/花径:雄花約15mm・雌花約25mm)です。
◆実は、自宅から徒歩数十歩の場所にもアケビの花は咲いているのですが、株がまだ若く花も小さいのでそちらの撮影はパスしました (^^ゞ

◆この花を紹介する時はいつも書いていますが、アケビは雌雄同株の植物です。←雌雄同株(しゆうどうしゅ):同じ株に雄花と雌花がつく。キュウリやカボチャと云ったウリ科の植物、マツ、クリ、カキ等々。
◆写真の雄花を撮った株にも雌花はついていましたが、まだ開いていなかったので「残念!」と云う事で m(_ _)m ←雌花が咲き始めたら“Hit On”で写真を紹介させて頂きます。

◆このアケビですが、クズ(葛/マメ科)やヤブガラシ(藪枯/ブドウ科)がそうであるように、他の樹木に蔓を絡ませ、やがて樹木を覆い尽くして(樹木の葉に太陽光線が届かない状態にして)樹木を枯らしてしまいます。
◆っとも、アケビやクズやヤブガラシが他の樹木を枯らす事は、自然界で普通に起きている事ですからいいのですが、もし果樹園(例:ミカン畑)でそれが起きれるとなれば、生産者はアケビやクズを目の敵にして駆除するでしょう(実際にそうして来ました)。
◆でも、例えば、ミカンの商品価値が慢性的に下落して、ミカン農家がミカン作りを放棄したらどうなるでしょう?
◆実は、裏山でそれが実際に起きているのです。放置されたミカン畑のあちこちでアケビやクズやヤブガラシが生い茂り、(栽培放棄された)ミカンの木が次々と枯れています。