- 上の写真は、2014-11-16に自宅至近の場所で撮影したコブクザクラ(子福桜/バラ科/花径:約25mm/花言葉:純潔)の花です。
- コブクザクラの「子福」は「子だくさん」と云った意味を持ちます。
- 八重咲きの花は普通実をつけないのですが(←太田道灌の伝記に出て来る「七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき」がその例)、このコブクザクラは実をつけ、しかも一つの花に複数個の実がなるので「子福」なのです。
- 似た花を咲かせるジュウガツザクラ(十月桜/バラ科)同様、このコブクザクラも年に2度花を咲かせます(10月下旬〜と4月上旬〜)。
- ミカンが収穫されてミカン畑からオレンジ色が失せ、すっかり寂しくなった初冬の自宅周辺で咲くコブクザクラは、サザンカ(山茶花/ツバキ科)の花と並んでこの時季に欠かせない花となっています。
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