- 写真は、自宅から徒歩3歩(3分ではなく3歩)のミカン畑で撮影したナズナ(薺/別名:ペンペン草/アブラナ科/花径:約3mm/花言葉:すべてを君に捧ぐ)の花です。
- ナズナの別名である「ペンペン草」の“ペンペン”は、三味線を奏でた時に出る音を模した擬音語ですが、もっとストレートに「三味線草」と呼ばれる事もあります。
- あまりにも有名な話ですから、ナズナと三味線の関係について説明するのは些か気が引けるのですが・・・・・ 書いておきます(笑)。
- 上の写真を見ても分かるように、ナズナは花が終わって結実すると、逆三角形の莢(さや)を作ります。もうお分かりですね。その逆三角形の莢が、三味線を演奏する時に用いる撥(ばち)の形とそっくりなので、ペンペン草や三味線草の別名がナズナに与えられたのです。
- また、「ペンペン草が生える=その家が没落する」と云われるのは、人が住まなくなった廃屋の藁葺き屋根や庭にこの草がよく繁茂する事に由来しています。
- 植物に興味がある方は、このナズナの花で「総状花序」や「無限花序」と云った「花序(かじょ)」について学習されては如何でしょうか(笑顔)。
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