- 上の写真は、自宅から徒歩約50歩(←念のため:50分ではなく50歩)の所に咲いているクサフジ(草藤/マメ科/花長:約12mm/花序長:約70mm〜120mm/花言葉:私を支えて)の花です。
- この花の花期は5月〜10月頃となっていますが、暖地である我家の周辺では、(咲いている花の数さえ問わなければ)真冬も含めて一年中咲いています。←花の見頃は4月〜9月頃。
- 花を見れば分かるように、クサフジと云う名はフジ(藤/マメ科)の花に似ている事に由来しますが、フジの花は花序が垂れて咲くのに対し、このクサフジは空に向かって無限花序を伸ばして咲きます。
- ごくごく普通にどこででも見かけるクサフジの花ですが、こうして丁寧に観てやると、かなり「いけてる花」だと思いませんか?(笑)。
- このクサフジの花が蔓を伸ばして咲いている場所では、同じく蔓性植物のアケビ(木通/アケビ科)も競って繁茂しています。←アケビの花が咲くのはもう少し後。
- このクサフジとアケビが競い合いながらコロニーの争奪戦を繰り広げる光景は、耕作放棄されたミカン畑でよく見かける光景なものですから、かつてのミカン畑を知っている者としては・・・・・
チョイと複雑な気持ちになります。
- 余談ながら、耕作放棄されたミカン畑に入り込んでコロニー争奪戦を繰り広げているクサフジやアケビ以外の雑草としては、クズ(葛/マメ科)・ヤブガラシ(藪枯し/ブドウ科)などの名を挙げる事が出来ます。←いずれもミカンの古木に蔓を伸ばし、やがてミカンの木全体を覆い尽くし、ミカンの木の光合成を妨げる事でミカンの木を枯らしてしまう(>_<)
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