2015年04月14日のTP / 撮影:2015-04-14
アケビ(アケビ科 )  花径:雌花=約25mm/雄花=約15mm



  • 写真は、自宅から徒歩50歩の場所で群れ咲いているアケビ(木通/アケビ科/花径:雌花=約25mm|雄花=約15mm/花言葉:才能)の「雌花(写真左手前)」と「雄花(写真中央奥の3輪)」です。
  • この一つ前にここへ貼ったクサフジ(マメ科)の花(撮影:2015-03-29)を紹介した時、『このクサフジの花が蔓を伸ばして咲いている場所では、同じく蔓性植物のアケビも競って繁茂しています。←アケビの花が咲くのはもう少し後。』と書きましたが、あそこで『咲くのはもう少し後』と紹介したアケビの花を撮影したのが上の写真です。
  • 写真を見れば分かるように、アケビは同じ株に雌花と雄花が咲くので「雌雄同株(しゆうどうしゅ)」と呼ばれます。
  • また、アケビの花は雌花にも雄花にも花弁はなく、白い3枚の花弁に見える部分は萼であって花弁ではありません。
  • 子供の頃、秋になるとこのアケビの実が目当てでよく山へ入ったものですが、耕作放棄されたミカン畑が目立つようになった昨今は、(耕作放棄された)ミカン畑もしくはその周辺で、厄介なほど繁茂しているアケビをごく普通に見かけます。
  • 斯くの如く、そこいらじゅうで繁茂しているアケビですが、自宅周辺で秋に結実しているのを見かけた事はなく、今でもアケビの実を採ろうと思えば、人手の入っていない山へ行かなくてはなりません。
  • その点について調べたところ、どうやらアケビの“受粉メカニズム”の特殊性に原因がありそうなのですが、よく分かりませんので、【自宅周辺でもアケビは繁茂しているが、(山のアケビと違って)秋に結実しているを自宅周辺では見た事がない」と、「ありのままに」書いておきます (^^ゞ