- 写真は、自宅から徒歩5歩ぐらいの場所で咲いているナガミヒナゲシ(長実雛罌粟/ケシ科/花径:約60mm/花言葉:癒し)の花です。
- 花径を約60mmとしましたが、花径約10mm前後で咲いているナガミヒナゲシを見かけるのも珍しくありません。←事実、写真のナガミヒナゲシのすぐ側で、花径約15mmぐらいのナガミヒナゲシが咲いていました。
- この花を見て『ポピー(=ひなげし)の花そっくりだ』と思われた方も多いでしょう。それもそのはず、ポピーもナガミヒナゲシも同じケシ科ですから、似ていて当然ですよね。
- 花弁の色はオレンジ色ですが、たまぁ〜に、白色のナガミヒナゲシや、白色とオレンジ色の中間色のナガミヒナゲシ、更に、花弁そのものが白色〜オレンジ色の間でグラデーション変化しているものを見かける事もあります。
- この花を紹介する時はいつも書いていますが(笑)、ナガミヒナゲシの花を見つけたら、子房の先端にある放射状の白い筋(柱頭)の数を数える事にしています。
- その白い筋の数は普通7〜8本なのですが、たまに5本のものがあり、5本のものは漢字の「大」の字に酷似しているため、それと出会えた時は『ラッキー!“大吉”だぜ!』と呟くのが知漢の“my
お約束事”になっています (^^ゞ
- 「ナガミヒナゲシ」で日記を検索してみると、【2005年の4月下旬】に裏山で初めてナガミヒナゲシを見つけた内容の事を書いているのですが、今では自宅周辺のあちこちで極々普通に見かけるようになりました。←ナガミヒナゲシは、昭和30年代半ばに日本へ入って来た帰化植物だそうです。
- また、隣接する観音寺市(香川県)では、市街地のいたる所で、しかも極めて環境が劣悪なコンクリートの隙間からでも、花茎をニョキニョキと伸ばして咲いているナガミヒナゲシの花をよく見かけます。
- 更に去年(2014年)は、3月26日に東京(豊洲の晴海通りに面した路傍)で10輪ほど咲いているナガミヒナゲシを見かけたと“Hit On”に書いていますが、東京で見かけたナガミヒナゲシも厳しい環境の中で咲いていました。
- 端折りますが、ナガミヒナゲシって、コンクリートの側が好きみたいですよ。勿論、「コンクリート=アルカリ性」です。
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