- 写真は、2015-05-11に五郷の山(香川県観音寺市)で撮影したマルバウツギ(丸葉空木/ユキノシタ科/花径:約15mm/花言葉:−−−)の花です。
- 毎年5月の連休が終わった頃から五郷の山へ入り始めるのですが、五郷の山で見かけるウツギ類は[マルバウツギ]→[コガクウツギ(小額空木/ユキノシタ科)]→[ウツギ(空木/ユキノシタ科/別名:卯の花)]の順に咲きます。
- にしても、マルバウツギの花って可愛いですよねぇ〜。
- この花のチャームポイントを挙げるとすれば、他のウツギ類の花には見られない「中央部にあるオレンジ色のリング(花盤)」を筆頭に挙げるべきなのでしょうが、花全体に躍動感を与えている「先端に黄色い葯を持つ雄シベ」の存在(役割)も見逃せません。
- 先日ここへコガクウツギの花を貼った時にも書きましたが、ウツギ類と云うかユキノシタ科の植物は概して日陰(薄暗い場所)を好むため、ストロボと三脚を使わず被写界深度を深く取って(絞り値≒f22)行う撮影は「風による被写体ブレ」との戦いになります(苦笑)。
- っとも、光量不足の中で行う撮影も悪い事ばかりではありません。上の写真のように背景がベタ黒になる事が多いため、時として“蒔絵”のような雰囲気の写真に仕上がる事があるからです。
- 05-11以降は五郷の山へ行っていませんが、恐らくウノハナ(卯の花)もボチボチ咲き始めている事でしょう。
- となると・・・ はい、そうです(笑)。
- 「♪卯の花のにおう垣根に時鳥(ホトトギス)早も来なきて(鳴きて)しのび音もらす夏は来ぬ〜♪」な訳でして、何としてもホトトギスの初啼きを「誰よりも先に」聞きたいと毎年願う知漢としては、「〜絶えてホトトギスのなかりせば、初夏の心はのどけからまし」の状態へと追い込まれてゆく次第であります
(^^ゞ
|