- 写真は、先に“Diary”で紹介した、自宅から徒歩数十歩の所で咲いているコシロノセンダングサ(小白の栴檀草/キク科/花径:約20mm/花言葉:−−−)の花です。
- この花を紹介する時は毎回書いているので耳タコだと思いますが、コシロノセンダングサは、コセンダングサ(小栴檀草/キク科 ←写真の花から白い舌状花を取り去った、黄色い筒状花だけからなる花)の変種です。
- 従って、コシロノセンダングサ(小白の栴檀草)の名前は、[白の|小栴檀草]→[小|白の|栴檀草]に変化したとされています。
- 白い舌状花を付けるセンダングサの仲間には、アワユキセンダングサ(淡雪栴檀草/キク科)がありますが、そちらはもっと花が大きくて舌状花も立派です。←2004-11-16に自宅から徒歩10分ぐらいの場所で撮影してここ(TP)へ貼った事がある。
- 写真のコシロノセンダングサもそうですが、センダングサの仲間の(棘状の)種子は「くっつき虫」と地元では呼ばれ、動物の毛や人間の衣服へ大量にくっついて、種を遠くへ拡散させようとします。くっつくと取り除くのが面倒なので注意はしているのですが、この季節、路傍へ足を一歩踏み入れると、まず間違いなくやられてしまいます(苦笑)。
- 都市部では、葉の大きな「アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草/キク科)がコセンダングサを駆逐しつつある」と云われますが、自宅周辺でも(今はまだコセンダングサの方が遙かに優勢ながら)アメリカセンダングサが徐々にそのテリトリーを広げつつあります。
- そそ。センダングサ(栴檀草)と云うのは、葉の形が(草ではなく木の)センダン(栴檀/センダン科)と似ている事に由来します。
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