Sin-Syo's HPのTPを飾った花たち



2016年03月19日のTP / 撮影:2016-03-16
カラスノエンドウ(マメ科 )        花径:約15mm



  • 上の写真は、自宅近くで撮影したカラスノエンドウ(烏野豌豆/マメ科/花径:約15mm/花言葉:絆)の花です。
  • この時季に自宅周辺で見かける路傍花の花の色は、無彩色の白色(例:ハコベやナズナやタネツケバナ)や寒色系の青(例:オオイヌノフグリ)が多いため、このカラスノエンドウやホトケノザ(シソ科)のピンク色を見かけると心が和みます。
  • カラスノエンドウが本格的に群れ咲くのはもう少し後になりますが、条件がいい自宅周辺の路傍だと、2月の中旬頃からこの花がポツリポツリと咲き始めます。
  • 写真を見れば分かるように、カラスノエンドウの花は“The マメ科”と呼びたくなるほど、マメ科の花の特徴をよく現しています。
  • 【翼弁(帆のようみ見える花弁部分)+旗弁(合掌しているように見える花弁部分)】からなるこの花の花姿を覚えておけば、レンゲソウ・クローバー・カスマグサ・クサフジ・クズ・ハギ〜等々の花を見かけた時、一発で『マメ科の花だ!』と分かる事でしょう。
  • この花をここへ貼る時はいつも書いていますが(笑)、カラスノエンドウの花名は「カラス(烏)+“の”+エンドウ(豌豆)=烏の豌豆」ではありません。作物の豌豆が畑で栽培されるのに対し、雑草のカラスノエンドウは野にあるから「カラス(烏)+ノエンドウ(野豌豆)=烏野豌豆」なのです。
  • 因みに、花色のピンク色とはほど遠い「カラス(黒色)」の名が花名に含まれているのは、花が終わって結実した莢(さや)の色が黒色(純ブラック)だからです。