- 上の写真は、五郷の山(香川県観音寺市大野原町)で撮影したサギゴケ(鷺苔/ゴマノハグサ科/花径:約20mm/花言葉:忍耐強い)の花です。
- サギゴケの名は、その花姿がサギ(鷺)の飛んでいる姿と似ている事に由来します。
- がはは、『ラベンダー色の鷺っていたっけ?』と怪訝な顔をされてしまいそうですが…… はい、そんな鷺はこの世にいません (^^ゞ
- この花の変種に白い花色のサギゴケがあり、そちら(白いサギゴケ)をサギゴケと呼び、紫色のサギゴケ(上の写真)を“ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)”と呼んで区別するのが一般的ですが、知漢は紫色のサギゴケもサギゴケと呼んでいます。
- 純白のサギゴケをサギゴケと呼び、純白でないサギゴケをムラサキサギゴケと呼びたい気持は(本物の鷺を知る)知漢も同じですが、滅多とお目にかかれない「白いサギゴケ」のために、写真のサギゴケがムラサキサギゴケと呼ばれてしまうのは何だか不憫で・・・
- そそ、サギゴケ(鷺苔)のコケ(苔)ですが、サギゴケが苔の仲間だからそう呼ばれている訳じゃありません。地面を覆い尽くして繁茂する植物を「苔」に見立て、「○○苔」と呼ぶのはよくある事です。←サギゴケも地面を覆い尽くして繁茂する。
- 「サギゴケと似ているので識別が紛らわしい花」として、トキワハゼ(常磐黄櫨/ゴマノハグサ科)の名がよくあげられますが、実際に両方の花を知っている人なら(明らかに花のサイズや下唇の色が異なる事もあり)両者を見間違う事はないでしょう。
←同日撮影したトキワハゼの写真もあるので、この下にトキワハゼの写真も貼っておきます。
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