- 上の写真は、五郷の山(香川県観音寺市大野原町)で撮影したエビネ(海老根 or 海老根蘭/ラン科/花径:約20mm/花言葉:謙虚な恋)の花です。
- エビネと云えば、園芸店で売られている鉢物のエビネを連想する人が多いかも知れませんが、写真のエビネは歴とした野生のエビネです(得意笑顔)。
- この季節(4月〜5月)になると、昔は山や林でよく見かけたエビネの花ですが、バブルの頃からだったでしょうか、盗採目的で山へ入る人が急増し、今ではかなり山の奥まで入らないとエビネの花を見られなくなってしまいました。←“五郷の山”もそうです(>_<)
- えへへ、だからと云って脅す訳じゃありませんが、山から持ち帰ったエビネを庭で育てるとウイルス感染しやすいことが知られており、エビネに感染したウイルスを駆除する薬はまだ見つかっていないため、結局、感染したエビネは焼却処分しなくてはいけなくなります。つまり、持ち帰っても、ほとんど枯らしてしまうのです。
- 因みに、今年あらたに写真のエビネを見つけた場所では、そこを立ち去る前に周囲四方の景色をスマホで撮影しておき、来年も同じ場所へ来られるようにしておいたのですが・・・ その周辺にはイノシシの足跡がやたらと多く・・・ それが唯一の懸念事項です (^^ゞ
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